●CALMA鹿「GOOD NEIGHBORS」2018.11/23-12/2

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8 months ago

今年最後の展示は鹿児島市内、桜島の見える「GOOD NEIGHBERS鹿児島」。

この時期鹿児島では毎年、作家と店舗が共同で展示を企画を企画するという「アッシュ・クラフト&デザイン」が開催される。何を隠そうCALMAもこの企画でGOOD NEIGHBERSを会場に、服飾ブランド「HiHiHi(ひひひ)末田昌志さん」とタッグを組むことにした。

 さかのぼること2018年の7月頭、東京での展示に末田さん(HiHiHi代表)が見に来てくれたのがきっかけだった。オフロードレースのユニフォームに不満がたまって生まれた紙のユニフォーム作品があるのだが、それを実際に着用できるものに落とし込んでくれるというのだ。

そして我々は一緒に展示を計画し、かくしてCALMAが提唱する「現代の部族」の活動服としてHiHiHiと共同展示することになった。

CALMAは部族という切り口のARTでありながら自分とその他の物を融合出来る装置でもある。なぜなら部族にはその集団の活動や民が存在し、必然的にそこから物や行為が生まれるからだ。

博物館で見る部族の痕跡はその生活道具全てを鑑賞し生活を創造する事がおもしろい。そんなわけで衣装をまじえた展示が実現した。

 

CALMA的生活にはバイクでの移動、水中漁、山林活動がある。

自分が使用している足ヒレや水中眼鏡にウエットスーツ、チェーンソーにブーツ、ヘルメットなどそれぞれの道具に衣装をあつらえさせることで現在進行形のミュージアムスタイルの展示を提案。

 さらには新潟で知り合った鎚起銅器職人、渡邊和也氏に協力してもらい、私が設計したヘルメットの展示発表も出来た。

※このヘルメットはあくまでも、立体作品でヘルメットという人の頭を守る道具を意味として飛躍させ、最も人で進化したクリエイティブ機能=脳を運ぶ道具ととらえた。そう、「脳みそ」を安全に移動させる器である。そういう意味で【器】という切り口で鎚起銅器のヘルメットを制作した。

アキヒロジン氏に柄を彫り抜いてもらった特別なヤスも登場し、多角的に一つにコラボレーションが実現してる。

 

アッシュ・クラフト&デザインは鹿児島のスター達がつどう年に一度の特別なイヴェント。日頃から運営しているおもしろいスタイルの店舗、目の前にぐつぐつと煮え煙を吐く生きた火山、いまだ元気に走る路面電車や歴史を感じる百貨店に飲み屋街と温泉、書き出すときりがないがどれをとっても日本人クリエイターの旋律に響かないものはないぐらい楽しい街だ。こんな街で仲間が出来たり展示を出来るなんていうのはそれでもう自分の歴史的な出来事と言っていいのである。

来年も、おそらくアッシュ・クラフト&デザインに参加します。さて、どんな切り口のARTを展開するか?今から楽しみだ。

 

 

 


GOOD NEIGHBORS 鹿児島 :http://good-neighbors.info/

HiHiHi :http://hihihi.co/


撮影:東花行