WSMA
2017年の奈良県の芸術祭「WSMA」に参加しました。この作品はDRIVETHRU神保氏との共同制作で、「TANABATA RACEWAY」となづけられました。この作品は、ロードバイクレーサーに改造した旧車スーパーカブと、改造したトライアルバイクBETA2011で、WSMA開場の校庭でレース開場を制作、開催し、観客を集めどちらが勝つか掛けをするという作品でした。しかしレース前日、出来あがる作品を前に「バイクで走るのは不謹慎だ」と役所から中止命令がでたと主催者から中止をしいられました。ここまでの労力と情熱を中止し、表現をさいなまれるのは非常に腹立たしく、行き場のない憤りを感じました。
主催者はARTを受け入れるのか?
それとも役所の望むことを開催するのか?
残念ながら作品の最終形態、「観戦する観客の前でレース」は開催されませんでした。この時、新しい時代を切り開く経験ができたのかもしれません。
シュールレアリズムのデュシャンや印象派の初期の画家が、非常識な作品を出品して却下された時代を味わっているようでした。作品の処遇とは別で、制作を手伝ってくれた仲間や、参加したアーティスト、関係者との制作は非常に楽しい日々となりました。
